就職活動では、常に“人事担当者がどんなところを見ているのか”が気になるところ。
「JobTryout」は、合同企業説明会の中でも、企業からのフィードバックが受けられるのが特徴のイベントです。
ただ企業の話を聞くだけではなく、グループワークを通して就職活動や社会を学んだり、実際の人事担当者に見てもらったりできます。
今回は、そんな延べ20,000人以上が参加する「JobTryout」についてご紹介します。
JobTryoutとは
「JobTryout」は、就活サイト「Rebe」が主催の合同企業説明会です。運営は株式会社リアライブがおこなっています。
早期就活・早期内定に力を入れているため、なるべく早く内定がほしいという方にぴったりのイベントが、「JobTryout」です。
プログラムでは難関グループワークが用意されており、終了後には一人ひとりに合わせたフィードバックが各企業から受けられ、成績上位者には1次選考免除等の嬉しい特典があります。「JobTryout」は、全体的にお得なタイプの合同企業説明会といえるでしょう。
概要
「JobTryout」は、イベントの中で様々なプログラムをおこないます。
例えば、一番の特徴である難関グループワークでは、お互いのチーム同士がひとつの企業という設定で内容を競い合います。
企業の一員になりきって話をするため、うまくいけば業界・職種研究にも繋がるでしょう。
また、グループワークが終われば、人事担当者に評価やフィードバックをしてもらえます。
その他にも優良企業5社の経営者・人事担当者との面談があるなど、豊富なプログラム内容となっているのです。
主催Rebe(株式会社リアライブ)について
株式会社リアライブの企業目標は、企業と就職活動生がお互いを誇張せずに対話することで、"3年後も働いていけるようにミスマッチをなくしていくこと"です。そのため、Rebeは就職活動サイトの中でも口コミやコラムに力を入れていたりと、よりリアルな対話の中で自分に合った企業を探せるようになっています。
開催概要
「JobTryout」は、東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・福岡で開催されています。
全部で6つのプログラム(経営戦略理解プログラム・業務改善プログラム・組織体感プログラム・職種体感プログラム・業界体感プログラム・顧客課題解決プログラム)があり、それぞれ1回ずつ参加することが可能です。
同じプログラムに2回参加することはできませんので、注意しておきましょう。
過去の開催状況
下記のようなプログラムが、東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・福岡にて年間100回弱開催されています!
■【業務改善プログラム:IMPROVEMENT】
※案件を戦略的に解決するビジネスゲームです。高い戦略性、段取り力、チームワーク、営業力を多角的に身に付けることができます。
■【組織体感プログラム:DISCOVERY】
※チームで協力して仕入・製造・販売を行うビジネスゲームです。様々な職種の役割・やりがいを学ぶことができます。
■【職種体感プログラム:REALIZE】
※「経営企画」「営業」「システムエンジニア」の3職種を体感するビジネスゲームです。それぞれの役割・やりがいを理解することができます。
■【業界体感プログラム:INDUSTRY】
※日本経済30年を舞台に、チームで企業経営を行うビジネスゲームです。日本を代表する14業界の業界研究を行うことができます。
■【顧客課題解決プログラム:SOLUTION SALES】
※クライアント側とソリューションセールス側に分かれて、クライアントの課題をヒアリングし、提案を行うビジネスゲームです。
■【経営戦略理解プログラム:INNOVATION】
※日本経済30年を舞台にメーカーを経営します。1990年代から現在に至る市場環境の変化を経営者の立場で体感することができます。
過去の参加企業
株式会社サイバーエージェント
ユニ・チャーム株式会社
楽天株式会社
株式会社フォトクリエイト
株式会社マネジメントソリューションズ
株式会社オプト
株式会社オービック
ロート製薬株式会社
パーク24株式会社
株式会社パソナキャリアカンパニー
株式会社キャリアデザインセンター
株式会社ネオキャリア
GMOアドパートナーズ株式会社
EMCジャパン株式会社
株式会社マクロミル
株式会社CHINTAI
株式会社レオパレス21
ほけんの窓口グループ株式会社
株式会社リッチメディア
株式会社アシスト
株式会社じげん
当日のプログラム
「JobTryout」は1日に2回開催されることが多く、それぞれ10時~14時半、15時半~20時の4時間半のプログラムとなっています。
参加企業の紹介から始まり、グループワークをおこない、最後に座談会をするという充実した内容です。
夕方からの開催もあるため、授業が終わったあとでも参加できるでしょう。事前予約が必要なので、忘れないようにしてください。
企業説明・座談会
最初の60分では、参加企業の紹介がそれぞれ10分程度でおこなわれます。
このプレゼンの中で特に自分を見てもらいたい企業を選んで投票すると、グループワークでその企業から評価・フィードバックをしてもらえるのです。
グループワーク後の60分は、企業との座談会・フィードバック会があります。
少人数での座談会となりますので、双方向のコミュニケーションが取れるほか、社会人のリアルな話を聞くことができたり、会社の見方を学ぶことができたりします。気になる企業からのフィードバックも聞けるため、今後その企業の選考を受ける際のヒントにもなりそうです。
フィードバックの内容はプリントにしてもらえるため、自宅で復習をできるのもポイントです。
グループワーク
グループワークでは、実際のビジネスの場を想定したレベルの高いグループワークがおこなわれます。
業務改善プログラム・組織体感プログラム・職種体感プログラム・業界体感プログラム・顧客課題解決プログラム・経営戦略理解プログラムの6種類で、それぞれ内容が違うようです。基本的には商品をグループごとに製造・販売をしていると仮定して、売上を伸ばすためにはどうするかを考える内容です。別のグループが“他社”の設定になるため、会話による競い合いにもなります。
グループワークで高評価を得られると、企業への特別選考権(1次選考免除・そのまま最終面接権など)を貰える可能性が高まります。
当日の様子
全体的に、自己分析や相手に伝わる話し方を勉強してから参加している学生が多いようです。
また、個性を出すチャンスでもあるグループワークでは、周りのサポートを積極的にする学生や自分の意見を押し通す学生がいるようです。
そんな中でグループワークをしっかり評価してもらうには、対策をしっかりおこなっておくことが大切となります。
もちろん、就職活動初心者の方も参加しているため、慣れていなくても気後れする必要はありません。
持ち物・服装
服装は自由ですが、どちらかというとスーツの方が多いようです。
持ち物は筆記用具があれば大丈夫ですが、飲み物や軽食・小分けのお菓子があると落ち着いて臨むことができるでしょう。
交通費・参加費
参加費は必要ありません。
過去のイベントでは、地方学生にのみ3,000円の交通費支給があったようです。
メリットとデメリット
業界や職種を知ることで、企業との距離を縮めていくことをコンセプトとした「JobTryout」では、グループワークが盛んです。
積極的に参加すれば、企業を知るだけではなく、就職活動の大きなヒントになる可能性があるでしょう。
また、普段の就職活動で、企業からのフィードバックがあることは多くありません。
何が良くて何が悪かったのかをその場で確認できるのは、「JobTryout」の大きな特長といえます。
メリット
- 企業からのフィードバックが得られる
- 企業の実際の仕事内容を理解することができる
- 様々な就職活動生と話し、参考にすることができる
- ハイレベルなグループワークを経験できる
デメリット
- 企業からのフィードバックが得られる
- 企業の実際の仕事内容を理解することができる
- 様々な就職活動生と話し、参考にすることができる
- ハイレベルなグループワークを経験できる
参加方法
参加したい際は、会員登録のうえ、公式ホームページから予約をします。
人気イベントなので、埋まりやすい枠がいくつかあるようです。早めに予約をしておくと良いでしょう。
申込み方法・キャンセル方法
Rebeホームページのセミナーより予約可能です。希望の日程を選び、ログインした状態で予約をします。
キャンセルも同様にホームページからできるようになっています。
予約制イベントなので、キャンセルの場合はなるべく早めに連絡をしましょう。
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