企業の人事と就活対策ができるセミナー型イベント!ALPSCHOOLを運営するビーウェルにインタビュー!

イベントについて

イベントの一番の強み・特徴を教えていただけますか?

橋本さん

ALPSCHOOL(アルプスクール)では、「自己分析」や「模擬面接」などの、就活対策ひとつひとつにフォーカスを当てたセミナー型のイベントを開催しています。例えば模擬面接がテーマのイベントの場合、企業さん1社につき学生さん2~3名のグループに分かれ、グループ内で実際に模擬面接(ワーク)をおこなっていただきます。ワークの中で、学生さんは企業の人事の方より、フィードバックをもらえるようになっています。

このように、実際に採用活動をしている方からアドバイスをいただけるのが、弊社のイベントの特徴です。

イベント当日は、学生さんの集合時間を10分ほど早く設定しています。これは、まずは学生さん同士で交流していただくことで、緊張を解いてもらうことが目的です。その後、企業さんにも集合していただきます。イベントの流れを確認し、企業さんのプレゼンテーションの順番を決めてからスタートとなります。

イベントが始まったら、最初に人事の方にお人柄紹介をしていただきます。ここでは企業の紹介ではなく、趣味や休日の過ごし方といった、学生さんが親近感を持てる内容の話をしていただいております。この時間を設けることで、企業さんと学生さんの距離が縮まります。企業さんと学生さんの距離が近いことは、弊社のイベントの一番の強みです。

その後、グループに分かれてワークに取り組みます。ワークは、1ターン約20分間です。この時間に、人事の方からのフィードバックがもらえます。また、すべての企業さんに当たれるようにローテーションするため、さまざまな視点からのフィードバックをもらうことができます。

企業さんには採用担当というよりも、就活アドバイザーという立場で学生さんに関わっていただいています。普段企業さんに相談しにくい「就活対策」に関して、実際に採用活動をしている方の目線からアドバイスがもらえるのは、企業さんと学生さんの距離が近い弊社のイベントだからこそ、成しえることだと思います。

企業を知ることはもちろん、「自分の就活力を上げたい」「自分の現状を把握したい」という思いで参加されている学生さんが多い印象です。

ワークの後は、企業さんのプレゼンテーションの時間を設けております。1社につき約5~7分間程度です。時間があれば、その後に座談会をおこなうこともあります。

座談会は、ワークと同様に、企業さん1社に対して学生さん2~3名の規模感でおこなっています。説明を聞いたうえで気になること、少し踏み入った質問をしていただける時間です。

企業さんと学生さんの距離が近いこともあり、例えば残業や待遇面、休暇の状況などの、就活ではタブー視されている質問もどんどん出てきます。正直、私から見ても踏み込みすぎじゃないかと思うほどです。

しかし、企業さんはそのような質問にもすべて答えてくださいます。「それは答えられないです」などとNGを出している企業さんは見たことがないですね。企業さんには「自社についてしっかりと理解したうえで選考に進んでほしい」という思いがあるため、包み隠さず答えてくださいます。

当日はどのような雰囲気なのでしょうか?

橋本さん

緊張感のある雰囲気というよりも、リラックスして参加できる雰囲気になっています。最初に学生さん同士で交流できる時間を設けているため、そこで程よく緊張が取れる方が多いようです。

また、弊社のサービスに興味を持って集まってくださる企業さんは、話すことが好きな方が多いなという印象があります。実際に、時間が押してしまうくらい話が盛り上がっている場面が毎回あります。止めるのに必死になってしまうくらい盛り上がることは、企業さんと学生さんの距離が近いが故だと思います。すごくありがたいことですね。

学生からはどんな感想が寄せられていますか?

橋本さん

「気づけていなかったことに気づけた」という感想が多いです。学生さんの就活対策というと、どうしても自分で模索したり、キャリアセンターでアドバイスをもらったりして進めていくことが多いと思います。

弊社のイベントでは、採用担当者からのフィードバックをもらえるため、「実はそういうとこを見ていたんですね」「自分って、こういう風に思われていたんですね」などとさまざまな気づきを持って帰ってくださる学生さんがたくさんいます。

就活では企業さんからのフィードバックをもらえる機会が、実は非常に少ないんです。そのため、人事の視点からアドバイスをもらえることに魅力を感じてくださる学生さんは多いです。

また、企業さんによっては、イベントに参加してくれた学生さんに説明会や一次選考なしの選考フローを案内されます。ワークや座談会の中でしっかりとコミュニケーションが取れるため、そのような特別選考フローを設けてくださるケースがあります。

どういった思いでイベントを運営されているかお聞かせいただけますか?

橋本さん

私は、人事の方と話すことに慣れてほしいという思いをもって、運営に取り組んでいます。通常の就活では、人事の方とお会いして話をする機会が説明会や面接でしかありません。そのような場面では、どうしても学生は選ばれる立場になってしまいます。

そうではなく、フラットな状態で人事の方と話してほしいです。それにより、学生さんには社会人に対してよりよいイメージをもっていただきたいですね。

最近は、働きたくない学生さんが増えています。それは仕事の楽しさややりがいに気づけていないためです。楽しそうに仕事をする人事の方と話すことで、社会人に対してプラスなイメージを持ってもらいつつ、就活力を上げてほしいです。

学生さんが本当に行きたい企業に行けるように、自分に合った企業をみつけてもらえるように、このイベントを運営していけたらいいなと思っています。

運営している中で印象的なエピソードなどありますでしょうか?

橋本さん

自己分析がテーマのイベントでの出来事です。初めて参加してくださった学生さんが、企業さんからさまざまな深掘りを受け、新しい自分を発見した感動で涙を流していたことがありました。

企業さんは「泣かせてしまったかな」と気にしていたんですが、学生さんは「今まで知らなかった自分に気づけたこと」「その部分が企業さんに魅力的に写っていたこと」が嬉しかったようです。その学生さんは、自己開示ができるようになり、その後の就活もスムーズに進めていけるようになりました。今でもそのエピソードはとても印象に残っています。

「これは就活で言ってはいけない」という、固定概念や先入観のある学生さんは多いです。実はそこが企業さんにとって魅力であることに気づけるのは、弊社のイベントの良さだと思っています。

また、弊社にはキャリアアドバイザーがいて、学生さんに細かいフィードバックをおこなっています。以前、私は自己開示が苦手な学生さんと面談をしたことがあります。その方は、根気強く週1~2回のペースで面談を重ねていました。その結果、「学生ドラフト」というイベントで、堂々と自分らしさをアピールできるようになっていた姿が印象に残っています。

「学生ドラフト」とは、100~200人の人事の前で、学生さんが1分間の自己PRをするという弊社のイベントです。苦手でも諦めずにしっかりと対策をすれば、その学生さんのように自分の良さをアピールできるようになります。弊社のキャリアアドバイザーは、そのためのサポートをしっかりとおこなっています。

イベント運営でやりがいを感じる瞬間を教えていただきたいです。

橋本さん

イベントが終わった後に、わざわざお礼の連絡をくださる学生さんがいます。そのような連絡をもらった際に、大きなやりがいを感じます。

また、何回もイベントに参加してくださる学生さんの成長が見れることも、やりがいを感じる瞬間です。自分の現状に満足していない学生さんの中には、何回も参加してくださる方がいます。集まっていただく企業さんは毎回違うので、何度も参加していただくことで、学生さんは違う視点からのフィードバックをもらえます。

そのように採用担当者の視点を知ることで、「就活が楽しくなってきた」と言ってもらえることもあり、これもやりがいにつながっています。学生さんのモチベーション向上に貢献できることが嬉しいです。

最後に学生へのアドバイスを頂けないでしょうか。

橋本さん

就活で一番怖いのは、「できた気になっている」ことだと思います。自分ではできているつもり、話せているつもりになっていても、実は企業さんには伝わっていなかったり、魅力に感じてもらえていなかったりすることが本当に多いです。

まずは企業の目線を知ること、自分がどういう現状にあって、企業からどう見られているのかを把握することが大切です。これらを振り返る機会は、就活中できる限りたくさん設けてもらった方が、成長につながると考えています。

そのため、そのような機会があったら迷わず飛び込んでください。例えば、社会人や周りの就活生と話すことです。これは、弊社のイベントに参加してもらうことで、実現できることだと思っています。ぜひ多くの学生さんに参加していただきたいですね。

E interview alpschool 2x1
今回のインタビュー : 橋本さん
2020年4月、株式会社ビーウェルに新卒として入社。小学校教師を目指していた経験から「人生の分岐点に携われる仕事がしたい」と考え、就活では人材業界を志望。株式会社ビーウェルの長期インターンシップを通じて、経営理念【「All for students」全ては学生の成長のために。】に共感し、入社を決意。