自分に興味を持った企業からアプローチが来る!逆求人型の就活イベント「ウェルハンティング」を運営するルビーインにインタビュー!

イベントについて

イベントの一番の強み・特徴を教えていただけますか?

千手さん

弊社の就活イベントであるウェルハンティングの特徴は、「逆求人」型のイベントであることです。通常の就活イベントだと「学生が企業のブースに足を運ぶ」ことが多いと思いますが、ウェルハンティングは「企業側が話をしたい学生に訪問する」という、プロセスが逆のイベントになります。学生の情報をイベントの前に企業に渡して、イベント当日に企業が興味のある学生を訪問する形です。

イベントでは自分に興味を持ってくれた企業が訪問してくれるので、学生さんは無理に企業に合わせることなく、本来の自分らしさを出しやすいです。また、自分が知らない業界の企業からアプローチしてもらうこともあるので、視野が広がりやすいというメリットもあります。

イベントの開催前に自分を企業に知ってもらうために、イベントに参加する学生さんには自分のプロフィールを作ってもらっています。企業はこのプロフィールを見て、訪問する学生さんを決めるためです。

「プロフィールやプレゼンの作成が大変そう」と不安に感じる人がいるかもしれませんが、心配はいりません。ウェルハンティングの最大の強みは、イベントの事前準備の期間中に、学生さんの自己分析や資料作成を徹底的にサポートしていることです。

参加する学生さんひとりひとりに弊社の社員がメンターとしてつきます。そして、イベント開始前の1~2か月の間に、メンターとのコミュニケーションを通じて、学生さんには「本当にやりたいことは何なのか」「本当はどうなりたいのか」などを深く考えてもらいます。その結果のアウトプットとして、プレゼン資料を作ってもらいます。

メンターがサポートしつつ、かなり深いところまで自己分析をしてもらうことになりますので、得られるものは多いはずです。ここまでのサポートがついている就職イベントは、正直なかなか他にないのではないと思っています。

当日はどのような雰囲気なのでしょうか?

千手さん

現在(2021年1月時点)はコロナウイルスの影響ですべてのイベントをオンラインで実施しています。

イベント当日は午前中に参加企業(5~10社)の紹介を行い、午後に学生さんと企業の面談を8ターム行います。1度のイベントで参加する学生さんは25~30人くらいです。
面談の前から企業は学生さんのことを知っているので、あまりかしこまらずに明るく楽しそうな雰囲気で面談は進んでいきます。

1回の面談は30分です。面談で企業から高評価を得た学生さんは、次の選考のステップに進むことができます。選考のステップでは、応募時のエントリーシートが不要になったり、1次面接が免除なったりすることも少なくありません。

参加企業の業界はIT系、人材系、不動産系、コンサルなど幅広いです。また、ベンチャー企業から上場会社まで、会社の規模もさまざまです。
本来の自分を出したうえで、興味をもった企業とマッチングできるので、内定につながりやすいイベントだと思っています。

学生からはどんな感想が寄せられていますか?

千手さん

イベントの前に私たちが学生さんの自己分析を深くサポートするので、そこでの気づきがあったという感想が多いです。なかには「今まで参加したイベントの中で最もよかった」と言ってくれる人もいました。

イベントに参加する企業さんは、学生さんの夢や想いに対して、正面から真剣に向き合ってくれる会社だけです。イベントの後に「素の自分を出すことができた」「自分らしさを肯定してもらえた」というような感想を、SNS上で発信してくれる学生さんも少なくありません。

また、イベントが終わった後に企業からのフィードバックを見ることができます。このフィードバックでは、自分の「プレゼン内容」や「面談の印象」などの結果を評価した点数が書いてあり、参加学生全体の平均点と自分の点数を比較することができます。

周りと比べて評価されたポイント、されなかったポイントが正確にわかるので、自分の改善点を見つめなおすことができたという感想も寄せられています。

参加者の満足度は総じて高いので、ほとんどの人が学生同士の紹介や口コミ経由で、ウェルハンティングへの参加を決めてくれています。

どういった思いでイベントを運営されているかお聞かせいただけますか?

千手さん

私は「参加した学生さんに幸せになってもらいたい」という思いをもってウェルハンティングを運営しています。そして、幸せになるためには「自分らしく生きること」が大切だと思っています。

私たちのウェルハンティングは、学生さんが内定を取ることだけをゴールに見据えているわけではありません。学生さんの自己分析を徹底的にサポートすることで、「働くなかでの幸せ」や「本当に自分のやりたい仕事」を見つけてもらいたいと思っています。そのため、就活支援というよりも「人生支援」のような側面も持っていますね。

実は、私自身も学生時代に逆求人の採用イベントに参加して、そこで出会った不動産の会社に新卒で入社しています。

ウェルハンティングでは学生さんが自分らしくキャリアを選択するお手伝いをしていますので、参加をしてくれればきっといい出会いがまっていると思います。

運営している中で印象的なエピソードなどありますでしょうか?

千手さん

イベントに参加した多くの学生さんがTwitterなどのSNSで心に響く感想を発信してくれています。なかでも、とある学生さんが「ウェルハンティングに参加して本当の自分と向き合うことができた」という感想をNoteで書いてくれたことが印象的ですね。

自分で考え抜いた結果として大手企業に入社を決める人もたくさんいるかと思いますが、「とりあえず待遇がいいから」「周りがみんな行っているから」というような理由で大手に入社をする人も少なからずいます。

私はそのような表面的な理由ではなく、自分の価値観としっかり向き合ったうえで企業を選んでもらいたいと思っているので、このような参加者の感想をみると「自分の思いが伝わった」とうれしく思います。

イベント運営でやりがいを感じる瞬間を教えていただきたいです。

千手さん

上記の印象的なエピソードのように、イベントの参加者が自分らしいキャリアを選択してくれたときや、彼らに気づきを与えることができたと感じるときにやりがいを感じます。

また、イベントで学生さんが自信をもってイキイキと話をしている姿や、イベントの空いた時間に学生さん同士のつながりが生まれていく様子を見ているときにもやりがいを感じますね。

最後に学生へのアドバイスを頂けないでしょうか。

千手さん

私も学生時代に逆求人の就活イベントで出会った不動産の会社に入社しました。私の周りの友人は大手企業に入った人がほとんどでしたが、私は逆求人のイベントに参加したからこそ、本当の自分と向き合い、良い決断ができたと思っています。

学生の皆さんには、就職活動を通じて「本当に求めているもの、自分らしさとは何なのか」を真剣に考えてみてほしいと思っています。ただ内定を取るためではなく、就活が自分の人生のターニングポイントになると考えて、「何のために働くのか」という答えを見つけてもらいたいです。もし見つからないようでしたら、ウェルハンティングに参加をしてください。ぜひ一緒に考えましょう。

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今回のインタビュー : 千手さん
ルビーイン株式会社 代表取締役社長。福岡県出身、筑波大学心理学類卒。学生時代に逆求人型の就活イベントで出会った不動産会社に入社し、2社で不動産関連の業務を担当。その後、人材会社のジースタイラスに入社し、約3年半にわたり新卒採用のイベントの運営を担当。2020年7月にルビーイン株式会社を設立。