やりたいことを実現できる地元企業に出会える!福岡で少人数制の合同説明会「JobFinding」を運営するGSSヒューマンソリューションズにインタビュー!

イベントについて

イベントの一番の強み・特徴を教えていただけますか?

松枝さん

弊社が実施しているJobFindingという少人数制の合同説明会についてお話します。

JobFindingは福岡県を中心とする九州の学生さんに、地元の企業について知ってもらうことを目的としている合同説明会です。イベントに参加する企業は福岡県の中小企業が中心で、マイナビやリクナビには情報を掲載していない隠れた優良企業が毎回参加しています。

JobFindingの大きな特徴は「参加する学生さんが、すべての参加企業の会社説明を必ず座って聞く」という点です。通常の合説では、学生さんが自分の気になる企業のブースを選んで訪問する形が一般的です。一方でJobFindingの場合、4~5社の参加企業がそれぞれ20分ずつブースで説明を行うのですが、学生さんはローテーションで各社を周り、この4~5社の会社説明をすべて聞いてもらうことになります。

通常の合説であれば、自分の知らない企業のブースには入ることをためらったり、そのまま通り過ぎてしまう人が多いのではないでしょうか。既に自分の志望する企業の軸が明確に決まっているのであればそれでも問題ないかもしれませんが、まだ軸が定まっていないような人は、積極的にいろいろな業界・企業のお話を聞いたほうが新しい気づきを得ることができます。

JobFindingにはIT、金融、広告、飲食、サービス業など幅広い業界の企業が集まっているので、参加をするだけで一度にいろいろな業界の話を聞くことができます。そのため、「まだ志望業界が定まっていない」「自分の知らない業界へ視野を広げたい」というような学生さんにはピッタリのイベントです。一度知らない企業の話を聞いてみて、「やっぱり興味がなかった」と思ったとしても、なぜ興味がなかったのかを他の企業と比較してみることで、自己分析が進むいいきっかけになると思います。

福岡で就職を希望している学生さんにはぜひ参加してもらいたいイベントです。きっと自分にあったいい企業と巡り合うことができるのではないでしょうか。

当日はどのような雰囲気なのでしょうか?

松枝さん

JobFindingは参加者の数を限定した少人数制の合説となっています。

参加企業1社のブースで説明を聞く学生さんの数は4~5名と少なく、コミュニケーションが取りやすい雰囲気です。企業さんからの会社紹介が行われるだけではなく、学生さんと企業間の相互コミュニケーションが活発に行われ、どのブースでも会話が非常に盛り上がります。

毎回学生さんからは質問が相次ぎ、ブースによっては学生さんの自己紹介や自己PRの時間があったりと、和気あいあいとした様子のイベントとなっています。

学生からはどんな感想が寄せられていますか?

松枝さん

参加した学生さんからは「参加するまで知らなかったけれど、選考に進みたいと思える会社が見つかった」「今まで選択してこなかった業界が、実は自分のやりたいことができる分野であることがわかった」というような感想をもらうことが多いです。

また、中小企業が多いので企業の社長がイベントに参加することも多いのですが、「経営者の方から直接就活のアドバイスをもらうことができて刺激になった」という感想をもらうこともあります。JobFindingでは経営者からフランクに「こんな職種が向いてるのでは?」「こんな業界も向いていると思うよ」というような、学生目線に立ったアドバイスをもらうチャンスがあります。

松枝さん

どういった思いでイベントを運営されているかお聞かせいただけますか?

松枝さん

名前が有名な大企業や、福利厚生がしっかりしている企業などを志望する学生さんは多くいると思いますが、そのような基準で企業を選んでしまうと入社してからギャップを感じることになりやすいです。

入社後にそのような思いをしないためにも、学生さんには「自分が将来本当にやりたいと思えることを実現できる企業」に入社してもらいたいと思っています。そして、「そのような企業と出会えるきっかけの場になってほしい」という思いでJobFindingを運営しています。

福岡県には目立たなくてもすばらしい企業がたくさんあります。JobFindingではネット上ではなかなか見つけることのできない優良企業に巡り合うことができるので、大手だけではなく中小企業にも興味がある学生さんにはぜひ足を運んでいただきたいです。

運営している中で印象的なエピソードなどありますでしょうか?

松枝さん

毎年JobFindingにしかイベントの出展をしない保険会社さんがいるのですが、その会社をJobFindingで知った学生さんが、実際に入社を決めてくれたときはうれしかったです。もともと金融業界を志望していた学生さんでしたが、「福岡でなかなか自分にあった企業を見つけられない」と悩んでいたところJobFindingでその企業と巡り合い、「ここに入社したい!」と第一志望に決めたとのお話でした。

また、JobFindingで出会った企業に入社してくれた他の学生さんが、数年後に企業側の担当者としてJobFindingに参加をしてくれることがありました。その人が「私もこのイベントで今の会社に出会い、入社を決めました」と、企業の魅力を学生さんに話していたことが非常に印象的でした。JobFindingを通じて、地元企業と学生さんをつなぐいい循環が生まれていることを感じることができてうれしかったです。

就勝ゼミナール

イベント運営でやりがいを感じる瞬間を教えていただきたいです。

松枝さん

大手しか検討していなかった学生さんがJobFindingへ参加した後に、「自分の軸が変わってきました」「やりたいことが見えてきました」というような感想を伝えてくれるときはやりがいを感じます。

また、学生さんがJobFindingで出会った企業を第一志望にしてくれたり、実際に内定を獲得して入社を決めてくれるときにもやりがいを感じますね。毎年JobFindingにしかイベントの出展をしない企業さんが何社かいるのですが、そのような企業に入社をする学生さんが毎年いるので、イベントをやっていてよかったと感じます。

JobFindingに対して良いイメージを持ってくれていて、毎年参加をしてくれる企業さんは多いです。そのような企業さんから「JobFindingに参加する学生さんは良い人が多いからぜひ採用したい」というようなことを言ってもらえるのもうれしいです。

最後に学生へのアドバイスを頂けないでしょうか。

松枝さん

就活のゴールは内定を取ることではないと思っています。

就活は「自分が入社後にやりたいことは何なのか」「自分が将来的にどんな人生を歩みたいのか」という問いに対して、真剣に向き合うことのできる時間です。 その問いの答えを自分なり見つけ出して、自分の思い描く将来像を叶えられる会社に入社を決めることが、就活の本当のゴールだと思っています。

そのための手段として、JobFindingのような合説に出たりするなど、実際に行動をしながら就活を進めていってもらえたらと思います。

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今回のインタビュー : 松枝さん
株式会社GSSヒューマンソリューションズ 専務取締役。大学卒業後に新卒で一般社団法人学生就職支援協会に入り、2018年に同協会の理事に就任。その後2019年に、同協会の事業を一部引き継ぐ形で株式会社GSSヒューマンソリューションズを設立。専務取締役として、法人向け採用活動支援・コンサル事業、社内研修・人事評価制度の設計事業等をリードしている。